新型コロナ感染症が流行を始めた頃から感染症の疑われる方には院内に入る前にお電話をいただき診察可能な時間を指定させていただいた上で車での診察を行うことで時間的・空間的にな隔離をお願いしてきました。
最近の新型コロナ感染の病態の特徴といたしまして発熱の目立たない方が増えている印象があります。咽頭痛や倦怠感のみで受診され抗原検査を行なって陽性が判明した事例が続いています。「熱がないからコロナではない」とは言えないのです。
重症化する症例は減ってきていると言われていますが感染力はまだ強くて家族が順を追って全員感染する例も珍しくありません。現状では感染が判明すれば1週間の自宅療養となり仕事にも出られないことになります。
医院には持病を抱えた方が定期的に来院しておられます。”たかが風邪”であっても病状によっては致命的になる可能性もご考慮いただき入館前のお電話、診療のタイミングの指定にご理解とご協力をお願いします。